平成27年中(平成27年1月1日~平成27年12月31日)に亡くなられた方から、相続や遺贈などにより財産を取得した方についての相続税の申告状況の概要が平成28年12月に国税庁より公表されました。
平成27年中に亡くなられた方(被相続人数)は約129万人(平成26年約127万人)、このうち相続税の課税対象となった被相続人数は約10万3千人(平成26年約5万6千人)で、課税割合は8.0%(平成26年4.4%)となっており、平成26年より3.6ポイント増加しました。平成25年度税制改正により、基礎控除額の引き下げ等で相続税の課税対象となった人がほぼ2倍に増えたことになります。因みに東京国税局管内では課税割合は12.7%(平成26年7.5%)となっております。