2017.04.20更新

申告内容について詳細な説明を記した書面を申告時に提出する制度です。

税理士・税理士法人が作成した申告書について、作成した税理士がどのような項目について、どの資料を、どの程度確認して、どのように検討・判断・調整したのかを記載した書面を添付するものです。申告件数が増加すると税務当局も人手が足りなくなります。その時にこの書面があれば、申告内容を確認する手間や時間を大きく省略することができると考えています。私たちは申告書の信頼性を高めるため積極的に書面添付制度を採用し、品質の高い申告業務を行っております。

2017.02.21更新

Q:不動産を相続しました。名義変更手続きはどうしたら良いですか?

A:登記申請書を作成し、遺産分割協議書などの添付書類とともに、不動産を管轄する法務局に提出します。相続を原因とする不動産の名義変更には登録免許税が課されます。登録免許税は固定資産評価額×0.4%で計算されます。通常、登録免許税は、収入印紙で納付します。実務上は司法書士等の専門家に登記申請を任せるケースが多いです。

2017.01.10更新

不動産には、預貯金や有価証券と比較して換金性に劣るという弱点があります。したがって、弱点を補う観点から、「土地3分法」の考え方に基づき、事前に不動産の色分けをしておくと良いでしょう。

「土地3分法」とは

・自宅等の「残す土地」 ・有効活用して「収益を得る土地」 ・納税等のため「売却できる土地」

の3つに色分けすることです。自宅等の思い入れのある土地や、高収益のアパートの敷地などの良質な土地を次の世代に引継ぎ、条件のよくない土地や低収益のアパートの敷地、あるいは将来の分割に困ることが想定されるような土地を「売却できる土地」に色分けするのです。

2016.11.18更新

「家事手続案内」とは、家庭裁判所が家庭内や親族間における問題を解決するために家庭裁判所の手続きを利用できるかどうか、利用できる場合にはどの様な申立てをすればよいかなどについて、説明や案内をする制度です。「家庭裁判所における相続関係の家事手続案内件数」は、わが国の相続問題の件数ともいえますが、平成15年の10万7698件から平成24年には17万4494件と約6割大幅に増加しています。

相続が生じた際に被相続人の遺言による指定がない場合、共同相続人全員による遺産分割についての協議(協議分割)が行われますが、これがまとまらない場合は家庭裁判所において、家事審判官(裁判官)と民間から選ばれた調停委員とで斡旋し、話合いによる解決(調停分割)を目指します。さらに、調停が成立しなかった場合、審判手続に移ります。審判では、裁判官が遺産に属する物または権利の種類および性質その他一切の事情を考慮して、結論を示すことになります(審判分割)。

このように、遺産分割をめぐる争いが家庭裁判所に持ち込まれた「遺産分割事件(家事調停・審判)の新受件数」は、平成15年の1万1556件から、平成24年には1万5286件と、約3割も増加しています。(出所:裁判所「司法統計年報」)

2016.11.08更新

Q:相続税対策を考えています。何か手順等がありますか?

A:相続税対策を行う時には、通常、次の様なステップを経て行います。

ステップ1

ご自身の財産・債務をリストアップします。

ステップ2

財産・債務を誰に引き継ぐのかを決めます。

ステップ3

相続税の試算をします。

ステップ4

相続税対策を検討します。

 ステップ5

対策後の相続税を試算し納税資金が十分かを確認します。

ステップ6

対策を実行し、遺言書を作成します。

 

2016.10.17更新

Q:被相続人は10月10日に死亡しました。年金事務所に年金受給権死亡届を提出せずに10月15日になり、被相続人の口座に国民年金が振り込まれました。

 

A:この年金は、被相続人が健在だった8・9月分なので、相続財産だと誤解しがちです。しかし、相続財産ではなく、国民年金法に定めるところにより相続人に帰属する固有の財産であり、遺産分割の対象になりません。したがって、受取るべき相続人の一時所得として所得税の課税対象となるので確定申告します。

2016.04.11更新

相続税を払い過ぎていた相続人は還付が受けられます。この還付請求をする手続きを「更生の請求」と呼びます。「更生の請求」は多くの場合、相続税の計算ミス等による払い過ぎ等で行われます。「更生の請求」が出来る期間は相続税の法定申告期限から5年以内と定められています。私共専門家にご相談下さい。

2015.03.09更新

配偶者が相続により取得する財産の選択については、二次相続の際の相続税負担が軽くなるように行わなければなりません。残された配偶者の生活の安定を図ることができる財産を優先して相続すべきです。日々の生活に密着した居住用不動産、現預金又は安定した収益を生む不動産などを相続すれば配偶者の老後生活は安心です。
しかし、小規模宅地等の特例の減額を受けた宅地等を配偶者が相続していたり、一次相続で配偶者が高齢で、さらに、配偶者固有の財産が多額にあるにもかかわらず、その一次相続の相続税負担の軽減のみにとらわれて、配偶者が法定相続分以上を相続し、結果として二次相続までの通算相続税を重くしている事例も少なくありません。一次相続の発生後は、配偶者がどのような種類の財産をいくら相続すべきか慎重に検討を重ねていかなければなりません。専門家のアドバイスを受けながら、賢く遺産分割を行うことが大切です。

2015.03.05更新

「所有財産の棚卸しが不可欠」です。
相続対策を検討されるとき、最初にご自身の「思い」を明確にしておくことが必要です。今後の生活をどのように過ごそうと考えているのか、どの財産を誰に相続させようと思っているのか、等しく財産を承継させるのか、それとも特定の相続人に承継させたいのか、対策を行う場合のリスクやコストを充分把握できているのか等を分析して、場当たり的なものにならないように相続対策の全体設計をしていくことが重要です。そのためには、現状を正しく把握することから始め、所有財産の棚卸しを行って相続税評価額を知り、それぞれの資産がどのように活用されているのか、納税資金は不足しないか、あるいはどれ位足りないのか現状をしっかり認識することが大切です。

2015.02.20更新

例えば、父が子名義で毎年預金していてもその預金の存在を子が知らない場合、受贈者による受贈の意思表示がないことから贈与は成立していないと考えられ、何年経過していても民法上の贈与が行われていない以上税務上の時効は成立しないことになります。
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