国税庁は、11月に平成28事務年度(平成28年7月~同29年6月)における相続税の調査の状況を公表しました。
実地調査の件数は12,116件(平成27事務年度11,935件)、このうち申告漏れ等の非違があった件数は9,930件(平成27事務年度9,761件)で、非違割合は82%(平成27事務年度81.8%)となっています。申告漏れ課税価格は3,295億円で、実地調査1件当たりでは2,720万円となっています。申告漏れ相続財産の金額の内訳は、現金・預貯金等1,070億円が最も多く、続いて有価証券535億円、土地383億円の順となっています。(国税庁ホームページより)