平成27事務年度における相続税の調査の状況
2016.11.29更新
平成27事務年度における相続税の調査の状況が国税庁より公表されました。
平成25年に発生した相続を中心に実施されたもので、実地調査の件数は11,935件、このうち申告漏れ等の非違があった件数は9,761件で、非違割合は81,8%となっています。東京国税局管内では、実地調査の件数は3,194件、このうち申告漏れ等の非違があった件数は2,401件で、非違割合は75,2%となっています。申告漏れ相続財産の金額の内訳は、現金・預貯金等1,036億円が最も多く、続いて土地410億円、有価証券364億円の順となっています。
また、無申告事案に係る調査事績によると、実地調査件数863件のうち申告漏れ等の非違件数は655件、申告漏れ課税価格は824億円となっています。