2020.02.13更新

家族信託とは、信託法という法律で定められた民事信託の一種で、家族間で行われる信託契約のことをいいます。

では信託とは何か。

「委託者」「受託者」「受益者」の3者が登場します。

 

「委託者」とは財産を所有する人をいい、管理や処分などを頼みたい財産(信託財産)を決めてそれを受託者に移転します。

「受託者」は、信託の目的に従って信託財産の管理や処分などの権限を持って、受益者に信託財産から発生する利益を還元します。

「受益者」は、その権利義務に一定の規制や権限が設けられていて、受託者を監視・監督する権限を有します。

 

では相続税との関係はどうなのか。

相続(税)と家族信託はある人の財産を誰かに移転して承継するという意味では、とても似ている制度かもしれません。

 

 しかし、相続税はある人の死後にその財産を相続人に移転することを起因として課税されますが、家族信託はある人の財産の内、特定の財産を本人又は別の人が管理し、それによって誰かが利益を得るという点で、両者には考え方に違いがあります。

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